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連載コラム
2016年12月19日
発達障がいを「5歳児健診」で早期発見し、保護者へは医師が告知します
12月議会一般質問で5歳児健診の実施について考え方を聞きましたが、全く理解されていない市長に改めて失望しました。市長は保育士が発達障がいを発見するからいいと言うが、決定的に理解されていないのは保育士は身近に触れ合っているから誰よりも詳しいが、保護者への告知は医師でないので出来ないのです。それを聞き取り調査する保健師もただ聞き、データ化するだけ。だから、10カ月位かけて健診をするべきなんです。1次健診のアンケート調査、2次の20%400人が1人5000円で200万円。1万円ならその2倍。医師や発達心理士が保護者に詳しい検査結果や助言をしてもらうのです。告知してもらい、一方、市は就学時の相談や支援を充分に実施するのです。小学校に入って親が変だなあと感じた場合。児相に行き1カ月も待たされる事も多い。市長の周りに具体的な話をする人がいないのか?聞き入れないのかわからない。生憎この質問の翌日、伊勢崎市が来年度から5歳児健診を実施する事になり、新聞報道された。実施するも、しないも首長の判断。遅れをとった太田市だ。
島根県松江市の発達障害支援センター・「エスコ」と冊子